【新唐人2010年10月7日付ニュース】EUと中国の首脳会談がベルギーのブリュッセルで開催。新唐人テレビと「大紀元」新聞の記者が記者証を見せて、ビルに入ろうとすると拒まれました。記者たちの強い要求で、中には入れたものの、その日の午後に予定されていたEUと中国の共同会見が突然取り消されました。この一連の動きが意味するものは何なのでしょうか。報道をご覧ください。
10月6日、新唐人テレビと大紀元新聞の記者が会談後の会見を報道しようとしたところ、「安全面の理由」で、ビルへの入場を拒まれました。
新唐人テレビ記者 李孜
「新唐人と大紀元はEU首脳会談をよく報道します。EU首脳会議やEUと他国との首脳会談など、安全面の問題は皆無です。今日なぜEUと中国の首脳会談で新唐人と大紀元の記者は入場を拒まれたのでしょう」
国際メディア協会 Lorenzo主任
「おかしいです。私の推測ですが、中国の妨害があったのでしょう」
ロレンゾ氏はすぐに欧州理事会のメディア責任者に電話をかけました。この状況を目にしたAP通信やロイター通信の記者も、EUでこの種のことが起こったことに驚いたそうです。
この後、記者たちはようやく中に入れたものの、その日の午後5時15分に予定されていた記者会見が突如、中止になりました。
国際メディア協会 Lorenzo主任
「正直、信じがたいです。恐らく中国は記者会見の場で、独立した中国語メディアの質問を受け入れられないのでしょう」
中国側が会見を取り消したのは、中国にとって「友好的ではない」記者が現れたからだといわれています。
国際メディア協会 Lorenzo主任
「私が言いたいのは、独裁政権はこのような会見に独立メディアが来るのを望みません。だから会見を取りやめたのでしょう。対価は大きいです。EUのメディア機関は永遠に独裁政権の好きにさせてはいけません」
新唐人テレビがお伝えしました。
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